日々のつぶやき　木の良さを感じる空間づくりをお手伝する【前田工務店】

新年あけましておめでとうございます。

毎年1月10日に、大田原市では太子祭が行われています。建設業の仕事始めの儀式です。大田原神社にある聖徳太子碑前で神事が行われ、商売繫盛と作業の安全祈願をしました。

墨つぼやさし金、のこぎりや斧、ちょうななどの道具は伝統的な大工道具で、今でも職人には欠かすことのできない大切な道具です。

その道具を使い、大田原大工組合の10人の棟梁により一本の丸太から建築用の木材になるまでの流れを神前で披露しました。

弊社の社長も、ちょうな打ちの担当で参加しました。晴れているのに小雪が舞う中で行われましたが、無事に神事が終了しました。

この行事が終わると、建設業も本格的に新年の仕事が始まります。

今年も健康に気を付けて、良い仕事ができるように頑張っていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

良いご縁がありますようにお祈りいたします。

ひとつ工事をご紹介いたします。

4，5年前に増築をしたお客様から、子供が大きくなって一人の部屋が欲しくなったので、仕切り壁を作って欲しいとのご依頼がありました。

そんな時が来るだろうと、大きな子供部屋に扉を二つにしておきました。そこに壁を作って完全に部屋は二つになりました。

今回は天然塗料のパイン色で塗った杉板張りの壁です。桧板張りの床に珪藻土塗り壁で作ってある子供部屋で、工事をしていてもとても落ち着く空間でした。

そして、とても綺麗に使って頂いていて嬉しく思いました。

外壁に接しないので本当は入れなくてもいいのですが、断熱材をしっかり入れました。ひんやり感も違うし、防音効果にもなると思います。

小さな工務店だからこそできる、温かい仕事をしていきたいと思っています。