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施工事例

木の塀
  • 木の塀
    大和塀でデザインした木の塀
    • 木の塀
林野庁が行う、外構部の木質化対策支援事業に参加しました。
これまであまり木材利用が進んでいなかった外構部(ウッドデッキやウッドフェンス)において、使用する木材に防腐・防蟻処理を行うなどの一定の処理やメンテナンスを行うことで、屋外で長期間の使用が可能であることを示し、国産材の利用を推進することを目的として行われている外構実証型実証事業です。

豊富な国産木材を利用して作られた木の塀は、風土に合っていて、優しさやぬくもり、柔らかな印象を与えてくれます。
縦板に使用した木材は杉材で、防腐効果のあるキシラデコールを2度塗りしています。
横板の通し貫は桧材で、タナリスCY注入k3の防腐処理、上部は縦板の小口が雨にあたり傷みやすくなるのを防ぐためにガルバリウム鋼板で屋根を葺きました。
塀の内側は、控え柱を建てるかわりに鉄骨の柱を根入れを深くして建てて、すっきり見えるようにしました。
数年後に、塗装の塗り直しなどをしてメンテナンスを行っていきます。

東日本大震災の時には、この地域でもたくさんのブロック塀が倒れていました。震災が起きないことが一番ですが、木の塀ならそのような衝撃にも柔軟で、街に住む人々に安心を届けてくれると思います。そして、木材の自然な色つやから感じる優しさと温もりも、生活環境の改善と美しい景観を与えてくれるのではないでしょうか。
建築物の木造化・木質化、生活環境に木を取り入れることは持続可能な社会をつくる第一歩となります。木と共に年を重ねて経年変化を楽しみながら心身ともに健康な暮らしができたら良いなと思います。
木の塀
塀の外側 縦板を内側と外側から互い違いに張りました
木の塀
目隠しと通風に考慮したデザインです
木の塀
控え柱を建てずに強くてシンプルなデザインで、塀の内側も広く使えます
木の塀
屋根もシンプル仕上げで、雨から守ります
有限会社 前田工務店
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