私が父の営む工務店に18歳で入った頃は、家づくりは手刻み、造作材（窓枠や扉の枠など）も無垢材を加工していた時代でした。図面を起こす事から始まり、墨付け、刻み、建て方、全てが手作業でした。
　今では建築の簡素化が進み、時代とともに家づくりの方法も変わってきました。新建材等による建築も沢山経験して来ましたが、やはり木の温もりや無垢材の良さを改めて感じています。
　
　弊社では、木や自然素材の特性を生かした家をお客様に是非体感して欲しいと願っています。
　豊かな経験と、今まで培ってきた伝統の技を活かし、新旧の技術が融合した住宅、そして大工だからこそ出来る”見えるひと手間”をかけた家を作っていきたいと思っています。
　お客様に寄り添い誠実に取り組んで参ります。
　木の良さを感じながら、体に負担の少ない居心地の良さを感じて欲しいと願っております。